ゴム午前=まちまち、限月間で方向感に欠ける展開

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 ゴムRSS3号はまちまち。寄り付きでは、上海夜間高を好感し、買いが優勢となっ
た。中盤に入ると、日中取引の上海ゴムがもみ合いとなっていることから、限月間で方
向感なく推移している。TSR20は出来ず。
 午前11時43分現在のRSS3号は前営業日比1.2円安〜3.9円高。活発限月
の1月限は同2.7円高の316.5円、期先26年7月限は出来ず、推定出来高は2
28枚(前日夜間取引含む)。上海天然ゴム先物は、1月限のみ約定し、155ポイン
ト高、推定出来高は14枚(夜間取引を含む)。

【上海1月限は切り返す】
 今日の上海ゴムの中心限月1月限は、反発となっている。1月限は、19日の夜間取
引で1万5470元まで一時下落したが、20日の日中取引を1万5675元で終え、
終値ベースでは1万5500元割れが回避された。これを好感し、今日は1万5830
元まで一時上昇する場面があった。
 目先、再度、1万6000元台を試す可能性がある。ただ、再び上値を抑えらえるよ
うなら、次の下げ局面では売り圧力が強まり、節目の1万5500元をしっかり下抜く
ことも想定されるので注意したい。

【シンガポールの取引序盤と上海ゴム相場】
 シンガポールゴム市場は、RSS3号が出来ず。TSRは20は買いがやや先行し、
0.7〜1.3セント高で推移している。
 上海ゴムは大幅安。午前11時03分現在、指標限月の2026年1月限は、前営業
日比200元高の1万5800元で推移している。

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