[今夜の視点]シカゴ大豆=戻り売りが出て来る可能性も

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 シカゴ大豆の夜間取引はもみ合い。11月限は1050セント台前半を中心に弱含み
で推移している。前日の騰勢が続くのか否かが焦点となるが、前日は売り方の買い戻し
で突発高となった感じも強かったため、戻り売りが出で来る可能性もあろう。また今夜
はジャクソンホール会議でのパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が注目さ
れており、それを受けた米株やドルの値動きにも注目したい。
 クロップツアーの第4日目で、アイオワ州全体の評価が発表されたが、大豆の3×3
平方フィート当たりの平均着ザヤ数は1562.54本(前年1312.31本)と前
年を大きく上回った。

 前日のシカゴは大幅続伸。週間輸出成約高が113万トン台と、事前予想レンジの上
限を上回り、100万トン台を超えたことに支援された。安値修正で売り方の踏み(損
切り覚悟の買い戻し)上げ模様となり、上げ幅が大きくなった。

 11月限は1056.75セントまで上昇した後、引けは1056.00セントとほ
とん下げず、1050セント台を維持した。
た。

<今夜の予定>
◆ ドイツ ◆
【経済】 15:00 国内総生産 2025年4-6月期確報(連邦統計庁)
◆ イギリス ◆
【経済】 15:00 小売売上高 2025年7月(国立統計局)
◆ アメリカ ◆
【商品】 8/23 04:30 建玉明細報告(CFTC)
◆ カナダ ◆
【経済】 21:30 小売売上高 2025年6月(カナダ統計局)
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*予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。
*海外の発表時間は日本時間で表示してあります。

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