−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−- 海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比) NY金 2025/12 3,417.5 - 1.0 シカゴ大豆 2025/11 1,047.75 -10.75 NY銀 2025/ 9 3,870.3 -35.1 シカゴコーン 2025/12 412.25 +0.75 NYプラ 2025/10 1,338.8 -24.3 NY原油 2025/10 64.80 +1.14 NYパラ 2025/ 9 1,097.70 -36.00 ドル・円 147.73 +0.79 *ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ◎NY外為=ドル円は147.90円台まで反発 NY為替市場、終盤にドルの買い戻しが強まり、ドル円も147円台後半まで上げ幅 を広げた。ドルは金曜日のジャクソンホールでのパウエル議長の講演を受けた急落から 持ち直している。ただ、パウエル講演を受けて、短期金融市場では次回9月FOMCで の0.25%ポイント利下げの確率が約85%に戻している。発言前は70%程度で推 移していた。 アナリストは、「投資家は今後もFOMC委員の発言に注目し続けるだろうが、委員 の間の意見の相違が明らかなままである可能性もある」と述べている。9月17日の次 回FOMCまでに米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)が発表になり、それを確認 することになりそうだ。 ドル円は再び147円台のレンジに戻している。ジャクソンホール会議の前には、パ ウエル議長は追加利下げに慎重姿勢を強調するのではとの観測も流れ、ドル円は148 円台に上昇したが、元の水準に戻った印象。再度、方向感を探る展開となっている。 ◎NY貴金属=反落、米国債の利回り上昇やドル高で ニューヨーク金は小反落、銀は反落。 金12月限は小反落。時間外取引では、前週末にパウエル米連邦準備理事会(FR B)議長の利下げ示唆を受けて急伸したことに対する反動で上げ一服となったが、ドル 安が再開すると、押し目を買われた。欧州時間に入ると、小じっかりで推移した。日中 取引では、押し目を買われたが、米国債の利回り上昇やドル高を受けて上げ一服となっ た。 銀12月限はドル高や金の上げ一服を受けて売り優勢となった。 プラチナ系貴金属(PGM)は反落。 プラチナ10月限は反落。時間外取引では、押し目を買われたが、ドル安一服や金軟 調を受けて売り優勢となった。その後は、ドル安再開を受けて押し目を買われたが、欧 州時間に入ると、利食い売りが出て軟調となった。日中取引では、米国債の利回り上昇 やドル高を受けて売り優勢となった。 パラジウム12月限はドル高や他の貴金属の軟調を受けて売り優勢となった。 ◎LME=サマーバンクホリディ—のため休場 ◎NY原油=続伸、プーチン・ゼレンスキー会談は依然として未定 ニューヨーク原油の期近は続伸。 トランプ米大統領はロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会 談を調整し始めたと発表しているが、プーチン・ゼレンスキー会談が開催される気配は なく、ウクライナ和平を巡る不透明感が広がっている。ロシア側はこの会談の前提とな る条件が整っていないとしているほか、大統領選挙を見送っているゼレンスキー氏をウ クライナの正当な指導者とは認めていない。来月から米連邦準備制度理事会(FRB) が追加利下げを開始する見通しであることも支援要因。 改質ガソリンの当限は続落。ヒーティングオイルの期近は反発。需要期を通過し、ガ ソリン相場の推移は重い。 ◎シカゴ大豆・コーン=大豆は期近から下落、コーンは総じて小幅高 大豆は期近から下落。 前週末を小幅高で終えたが、この日発表された米農務省(USDA)の週間輸出検証 高が前週を下回る弱気な内容だったことが中国向け輸出期待を後退させ、売り優勢とな った。 コーンは総じて小幅高。 米農務省(USDA)発表の週間輸出検証高が前週を上回る強気な内容だったことが 買いを支援した。ただ、米国の25/26年度の豊作見通しが織り込まれていることで 上値は重く、上げ幅は限られた。 MINKABU PRESS
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