−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比 2025/09 387.00 387.50 381.75 382.50 - 5.00 2025/12 409.25 410.00 405.25 406.00 - 3.50 2026/03 426.50 427.25 422.50 423.25 - 3.25 単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比) 先物 375,186 503,553 1,456,701 (- 22,365) 注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から 電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4 時の数字です。 ======================================= *米エネルギー省発表の週間エタノール統計(8月29日までの週) 生産量:日量107万バレル (前週比2000バレル減) 在 庫: 2254万9000バレル(前週比13万9000バレル減) *米気象庁発表の6−10日予報(9月2日〜9月6日) コーンベルト西部の気温は平年を下回る。雨量は平年並〜平年を上回る。 コーンベルト東部の気温は平年を下回る。雨量は平年を上回る。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− コーンは概ね続落。終値の前営業日比は5.00〜1.50セント安。中心限月の 12月限は3.50セント安の406.00セント。 米産地では気温が低下し一部で土壌水分の乾燥が見られるものの、全体的に良好かつ 順調に生育が進行し豊作が見込まれるなか8月末を迎え収穫開始の時期が近づいている ことが重石となった。エタノール在庫の減少が報告されたが反応は限られた。この日の 下落で12月限は今月21日から25日にかけて記録した上げ幅を相殺した。 シカゴコーン12月限は409.25セントで取引を開始した直後に410セントの 高値を付けた。その後はじり安に転じ、407セントまで値を落としたところでもちあ いに転じたが、米国の時間帯を迎えると再び値位置を落とし、引け間際には405. 25セントの安値を記録。安値に近い水準で終えた。 米エネルギー省が発表した8月29日までの週におけるエタノール生産量は、前週よ り2000バレル減少した107万バレルだった。同日時点の在庫は13万9000 バレル減少した2254万9000バレルだった。 米国産地の天気概況は以下の通り(米農務省の農業天気ハイライトを要約)。 コーンベルトでは降雨の発生はなく低温となっている。27日の最高気温は概ね24 〜27℃前後で、南部および東部では土壌水分が乾燥気味であり、一部の夏穀物にスト レスを与えている。 今月いっぱい、多くの地域で低温傾向が続くだろう。9月1〜5日は気温は全国的に 平年以下〜平年並となる一方雨量は平年以下〜平年を上回る見通しとなっている。 シカゴ小麦は下落。8月末を迎えて米産地の春小麦の収穫本格化に加え、世界的な供 給増加の可能性が意識されて売り優勢となった。 中心限月の12月限は前日比7.50セント安の524.25セントで終了。 *米小麦産地の天気概況は以下の通り(米農務省の天気概況及び予報を要約)。 プレーンズではオクラホマ州およびコロラド州及びカンザス州を含む周辺地域で降雨 が発生。この雨は未成熟の夏穀物などにとって慈雨となっている。一方、テキサス州の 多くの地域では猛暑となり、プレーンズ北部では暖かななか降雨の発生が無く穀物の 成熟と収穫が進んでいる。 南部では高温多湿となり、メキシコ湾岸地域では降雨が発生。南東部では短期間なが らも暑さが未成熟の夏穀物にストレスを与えている。 今日の材料 ・コーンベルトでは降雨の発生はなく低温。 ・コーンベルト南部および東部では土壌水分が乾燥気味で、一部の夏穀物にストレス 発生。 ・8月29日までの週におけるエタノール生産量は、前週より2000バレル減少した 107万バレル。 MINKABU PRESS
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