[本日の見通し]石油=堅調、EIA週報は夏の終わりを示唆

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年1月限は一時5万9090円まで急落。ただ、そ
の後はプラス圏に切り返している。

 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で製油所稼働率は94.6%まで低下
した。高水準からピークアウトしており、夏場の需要期の終わりを連想させるような推
移となっている。今週末のレイバー・デーを含めた3連休で一時的に需要が盛り上がる
としても、相場を刺激する可能性は低い。米石油製品需要の4週間移動平均は日量
2115万バレルと、今年最高水準を維持しているものの、目先は鈍化していきそう
だ。
 時間外取引でニューヨーク原油10月限は前日比0.35ドル安の63.80ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは63.71ドルから63.88ドル。
 原油1月限の予想レンジは6万0000円から6万1000円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万0500円から8万1500円。
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