金・銀市況=金が小幅続伸、引けにかけて現物高で地合い引き締める

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         16,074    + 9    16,249  +26 : 3,395.08   +15.94
銀          173.9    0.0     182.0  0.0 : 3,884.00   +38.00
プラチナ     6,175    -32     5,936  +30 : 1,350.09   + 2.39
パラジウム   5,300      0     5,300    0 : 1,095.99   - 1.65
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      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.26  -0.42  ユーロ・ドル相場   1.1639  +0.0016
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【市況】
 金が小幅続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まった。その後は、上値を伸ば
す場面も見られたが、円高やドル建て現物相場の軟調を受けて上げ一服。先限は正午前
に先限は8円高で推移。午後になり1ドル=147円台前半に円高進行で売り優勢とな
り、小安く推移。しかし引け前にドル建て現物相場の上昇で地合いを引き締めプラスサ
イドに浮上した。
 銀はまちまちの値動きとなった。
 前営業日比は、金標準、金ミニが9〜26円高、ゴールドスポットが23円高、銀が
1.0円安〜2.3円高。
 推定出来高は、金が1万7542枚、金ミニが5453枚、ゴールドスポットが
1219枚、銀が5枚。
【金先限は上場来高値に接近】
 金先限は日中取引の前半に1万6281円まで上げ幅を拡大し、先限足として7月
24日以来の高値をつけた。午前10時前から急速に上げ幅を削り、午後になり、1万
6208円まで軟化。他限月の手じまい売りもあり、小幅安で推移。1万6200円が
支持線になり、引けにかけて買い優勢となり、1万6249円で引けた。日足は6日連
続の陽線引け。先限の上場来高値1万6326円(7月23日の高値)に接近した。今
夜にも新高値更新が可能な値位置で引けた。
 ファンダメンタルズからは、今夜発表の第2四半期の米国内総生産(GDP)・改定
値、29日夜発表の7月の米個人所得・支出に対する反応に注目。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、上昇。きのうの海外市場は、ドル安再開を受けて押し目を
買われた。アジア市場は、朝方の3397.92ドルから、利食い売りなどが出て軟調
となった。午前中、3385ドル台に軟化したが、正午前から戻り歩調となった。午後
になり、3392ドル台まで下げ幅を縮小。3392ドルを挟んでもみあった後、午後
3時半過ぎに強含みとなり、午後4時過ぎに3397ドル台まで上げ幅を拡大。
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