金・銀市況=金が続伸、NY高を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
貴金属の相場表(帳入値と前営業日比)
         2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金         16,139    +65    16,283   +34  : 3,408.31   +13.23
銀          173.9    0.0     184.5  +2.5  : 3,881.00    -3.00
プラチナ     6,230    +55     5,894   -42  : 1,352.56    +2.47
パラジウム   5,300      0     5,300     0  : 1,104.31    +8.32
======================================
      15:45 現在 前営業日比        15:45 現在  前営業日比
ドル・円相場    147.08   -0.18  ユーロ・ドル相場   1.1665  +0.0026
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【市況】
 金が続伸。ニューヨーク高を受けて買い優勢で始まったのち、ドル建て現物相場が軟
調となったが、円高一服が下支えになった。午後に入ると、ドル建て現物相場の軟調に
上値を抑えられた。銀はニューヨーク高を受けて先限が上昇した。
 前営業日比は、金標準、金ミニが31〜65円高、ゴールドスポットが62円高、銀
が変わらず〜2.5円高。
 推定出来高は、金が2万3518枚、金ミニが6524枚、ゴールドスポットが
1089枚、銀が2枚。
【金先限は上場来高値直前で上げ一服】
 金先限は夜間取引で7月23日以来の高値1万6324円を付けたのち、上げ一服と
なった。ニューヨーク高が支援要因になった。円相場は1ドル=146円台後半で円高
が一服した。銀先限は184.5円に上昇した。
 金はドル安や米連邦準備理事会(FRB)の独立性に対する懸念が支援要因になっ
た。クック米FRB理事は、トランプ米大統領による解任通告に対し、連邦裁判所に提
訴した。またロシア軍がウクライナの首都キーウに対する大規模な夜間攻撃を実施した
ことや、英仏独が2015年のイラン核合意で解除された対イラン国連制裁を復活させ
る手続きを開始したことも支援要因である。ただ今夜発表の7月の米個人消費支出(P
CE)価格指数でインフレ高止まりが示されるとみられており、利食い売りが出た。

【ロンドン=現物相場】
 金のドル建て現物相場は、軟調。きのうの海外市場では、ドル安や米連邦準備理事会
(FRB)の独立性に対する懸念を受けて買い優勢となった。アジア市場では、朝方の
3415.81ドルから、ドル高を受けて売り優勢となった。午後に入ると、下げ一服
となったが、戻りは売られ、3406ドル台まで下落した。
MINKABU PRESS

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。