大阪9月限 日経225先物 42250 -440 (-1.03%) TOPIX先物 3066.5 -6.0 (-0.19%) 日経225先物(9月限)は前日比440円安の4万2250円で取引を終了。寄り付きは4万2250円と、シカゴ日経平均先物清算値(4万2080円)にサヤ寄せする形で、売り先行で始まった。寄り付き後は押し目狙いのロングが入り、4万2460円まで下げ幅を縮める場面もみられた。ただし、前場終盤にかけて下へのバイアスが強まり、ランチタイムで4万1780円まで下落幅を広げた。後場の取引開始後はショートカバーとみられる動きにより下げ幅を縮め、4万2250円と寄り付き水準まで戻す形になった。 日経225先物はナイトセッションで25日移動平均線(4万2060円)水準まで下げたことで、寄り付き後はリバウンド狙いの動きもみられた。ただし、節目の4万2500円を捉えることはできず、早い段階でロングの解消によりショートを誘う形になった。25日線を割り込むとショートが強まり、4万1780円まで売られた。ただし、海外勢のフローが限られるなかで短期的な資金が中心とみられ、後場はショートカバーの動きになった。後場中盤に25日線を回復したことで、終盤にかけてカバーの動きが強まったようである。 チャート形状では下ヒゲを残す形で25日線を上回っており、引き続き同線を支持線としたトレンドを形成している。8月4日の調整場面でも、4万0690円から3万9730円まで急落して25日線(4万0210円:8月4日)を割り込んだが、その後は4万0320円まで下落幅を縮めて同線を上回っていた。25日線を上回って推移するようだと、押し目狙いのロング対応に向かわせそうだ。 1日の米国市場はレイバーデーで休場になるため、ナイトセッションは小動きであろう。明日の日中取引でも市場参加者は限られるとみられ、短期筋の売買に振らされやすい需給状況であろう。ただし、再び25日線割れを狙ったショートは入れにくいと考えられ、下へのバイアスが強まる局面となれば、その後のカバーを想定したロングに向かいやすいとみておきたい。 そのため、イレギュラー的な動きはあるとしても、ボリンジャーバンドの+1σと中心値となる25日線によるレンジは継続。オプション権利行使価格の4万2000円から4万3000円のレンジとなり、目先的には4万2500円辺りを試す動きが意識されそうだ。 NT倍率は先物中心限月で13.77倍に低下した。13.85倍辺りで推移している25日線、75日線を割り込んで始まり、13.85倍をつける場面もみられたが、両線に上値を抑えられた。その後は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の下落もあって、13.70倍まで下げており、8月6日につけた直近安値の13.69倍に接近してきた。ボトム水準まで下げてきたことで、NTショートを巻き戻す動きに向かうかを見極めたい。 手口面(9月限:立会内)では、日経225先物はABNクリアリン証券が2万1912枚、ソシエテジェネラル証券が1万9077枚、サスケハナ・ホンコンが5446枚、モルガンMUFG証券が3018枚、ゴールドマン証券が2609枚、みずほ証券が2593枚、バークレイズ証券が2490枚、日産証券が2245枚、JPモルガン証券が2200枚、ビーオブエー証券が1376枚だった。 TOPIX先物はABNクリアリン証券が2万5641枚、ソシエテジェネラル証券が2万3543枚、バークレイズ証券が7290枚、JPモルガン証券が4117枚、ゴールドマン証券が3725枚、モルガンMUFG証券が2951枚、ビーオブエー証券が2831枚、サスケハナ・ホンコン証券が2468枚、ドイツ証券が1533枚、野村証券が1229枚だった。 株探ニュース
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