プラチナ午前=プラチナが続伸、現物高と円安で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続伸。ドル建て現物相場の上昇と円安を
受けて買い優勢で始まった。その後は、円安などを受けて上値を伸ばした。パラジウム
の商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが113〜154円高、プラチナミニ
が97.0〜127.0円高、プラチナスポットが205円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが8613枚、プラチナミニが574枚、
プラチナスポットが1835枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは買い戻し主導で上昇】
 プラチナは米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通しなどを受けて買い優勢となっ
た。またレーティングドッグ/S&Pグローバルが発表した8月の中国の製造業購買担
当者景気指数(PMI)は50.5と7月の49.5から上昇し、5カ月ぶりの高水準
となった。市場予想の49.7も上回った。内需の弱さや利益回復の鈍さなどが指摘さ
れたが、製造業の強さが示されたことで買い戻された。
 プラチナ先限は7月29日以来の高値6226円を付けた。ドル建て現物相場の上昇
と円安が支援要因になった。円相場は1ドル=147円台後半の円安に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1409.70ドルから、金堅調につ
れ高となった。
 午前11時現在、プラチナは1415.90ドル、パラジウムが1127.50ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1384.80ドル、パラジウムが
1120.50ドル。
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