プラチナ午前=プラチナが続落、NY安を引き継ぐ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが続落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、円安が下支えになった。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが43〜6円安、プラチナミニが
52.0円安〜4.5円高、プラチナスポットが23円安、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが4439枚、プラチナミニが416枚、
プラチナスポットが843枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは利食い売りで戻りを売られる】
 プラチナは利食い売りが出て上げ一服となった。予想以下の米雇用統計が支援要因に
なったが、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを織り込み、利食い売りが出た。また
石油輸出国機構(OPEC)プラスが、10月から新たな増産に踏み切ることで合意し
ており、原油安に振れると、プラチナの上値を抑える要因になりそうだ。
 プラチナ先限は夜間取引で6059円まで下落した。ニューヨーク市場で利食い売り
が出たことが圧迫要因になった。円相場は1ドル=148円台前半の円安に振れた。石
破首相が辞任を表明した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、もみ合い。朝方の1376.75ドルから、もみ合
いとなった。
 午前11時現在、プラチナは1376.20ドル、パラジウムが1112.74ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1383.40ドル、パラジウムが
1129.29ドル。
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