シカゴコーンの夜間取引は弱含み。12月限は417セント台を中心に推移。5日は 好調な週間輸出成約高にも上げ幅を維持できなかった印象。12月限は420セント台 では上値を売られる展開となっている。米国産地の冷え込みにもそこまで強気の反応は 見せていないが、12日の米農務省(USDA)の月例需給報告でサプライズの可能性 もないわけではないので、目先は買い方、売り方ともに玉整理主体となりそうなため、 どちらが優勢となるかで高下する展開となりそうだ。 今夜は場中に週間輸出検証高、引け後に生育進度、作柄、土壌水分報告が発表され る、 シカゴは期近の主要限月が小反落。週間輸出成約高が183万トン台と事前予想レン ジの上限を上回って好調だったことに支援されたものの、大豆安や米雇用統計の発表を 受けた米株が結局軟調に引けたことで上値が重くなった。 またこの日の朝、コーンベルト北端で降霜が発生したが、影響は軽微にとどまるとの 見方で下支え要因にとどまった。米大手取引員、ストーンXがコーンの単収見通しを 186.9Buと、前回から1.2Bu下方修正したことも好感された。 12月限は417.25セントまで下落した後、引けも418.00セントと420 セント台に届かなかった。 <今夜の予定> ◆ ドイツ ◆ 【経済】 15:00 貿易収支 2025年7月(連邦統計庁) 【経済】 15:00 鉱工業生産指数 2025年7月(経済技術省) ◆ アメリカ ◆ 【経済】 9/9 04:00 消費者信用残高 2025年7月(FRB) 【農産】 9/9 00:00 週間穀物輸出検証高(USDA) 【農産】 9/9 05:00 週間穀物生育進度・作況状況(USDA) MINKABU PRESS *予定は発表元の都合により、変更される可能性があります。 *海外の発表時間は日本時間で表示してあります。
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