石油市況=原油は総じて小幅高、週明けの海外原油の夜間取引高で戻す

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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東京石油の先限相場表(帳入値と前営業日比)
      東京ガソリン             東京灯油                東京原油
2026/03   81,000     ±0  2026/03   83,000     ±0  2026/02   60,150    +70
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15:45 現在
NY原油    夜間取引 期近 10月限 63.04 ドル +1.17
ブレント原油   夜間取引 期近 11月限 66.70 ドル +1.20
ドル・円相場 15:45 現在   147.95 円  前営業日比  0.27 円の円高
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【市況】
 東京石油市場の原油は総じて小幅高。1ドル=147円台後半まで円高に振れている
うえ、5日の海外原油先物がさらに続落したことに圧迫されたものの、週明けのアジア
の時間帯の夜間取引で海外原油が大きく戻していることで、安値から戻しておおむねプ
ラス引けした。また週明けのドバイ原油の現物取引も軟調に始まったものの、その後に
大きく戻している。
 原油は総じて3ケタ高前半で引けた。1月限から2月限への限月移行の商いが見られ
た。ガソリン、灯油は約定せず値動きなし。

 前営業日比は、ガソリンが出来ず、灯油も出来ず、軽油も出来ずだが、名目値で
100円安、原油が320円安〜300円高。中京ガソリンは出来ず、灯油も出来ず。
 推定出来高は、ガソリンが0枚、灯油が0枚、軽油が0枚、原油が6469枚。中京
ガソリンが0枚、中京灯油が0枚。

【2月限は急落も安値から戻して引けでは6万円台維持】
 東京石油市場の原油は総じて小幅高。前週末の国内夜間取引の前半にはもみ合いで推
移していたが、中盤以降はほぼ棒下げの急落となった。しかし後半にこの日の安値を付
けると切り返す展開となり、週明けの日中取引でも戻して、午後後半にプラスサイドを
回復する限月が多くなった。
 6番限である2月限の安値は5万8280万円まであったが、引けは6万円台を回復
した。

【ニューヨーク原油の時間外取引は急伸】
 ニューヨーク原油の夜間(時間外取引)は急伸。10月限は午後3時45分現在、前
日比1.17ドル高の63.04ドル辺りで推移。

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