プラチナ午前=プラチナが総じて続伸、金堅調につれ高

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【場況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが総じて続伸。ニューヨーク安を受けて売
り優勢で始まった。その後は、金堅調につれ高となった。パラジウムの商いは成立しな
かった。
 午前11時3分現在の前営業日比は、プラチナが6円安〜15円高、プラチナミニが
24.0円安〜14.0円高、プラチナスポットが43円高、パラジウムが出来ず。
 午前11時3分現在の出来高は、プラチナが3028枚、プラチナミニが332枚、
プラチナスポットが440枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは利食い売りで戻りを売られる】
 プラチナは利食い売りが出て上げ一服となった。米連邦準備理事会(FRB)の利下
げ見通しを受けて金が堅調に推移したが、景気減速懸念もあり、プラチナの上値を抑え
る要因になった。9月のユーロ圏投資家センチメント指数はマイナス9.2。8月のマ
イナス3.7から急低下した。市場予想のマイナス2.0に反して急落し、4月以来の
低水準となった。経済に対する懸念が本格的に再燃した。
 プラチナ先限は夜間取引で6125円まで下落した。ニューヨーク安が圧迫要因にな
った。日中取引では6177円まで戻した。円相場は1ドル=147円台前半で円高が
一服した。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の1388.10ドルから、ドル安や金
堅調を受けて買い優勢となった。
 午前11時現在、プラチナは1395.46ドル、パラジウムが1148.89ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1394.80ドル、パラジウムが
1125.97ドル。
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