●論点解説ゴム、ボックス相場を抜け出せず=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 OSEゴム相場は320円を挟んで売買が交錯する展開が約1ヵ月半にわたって続い
ている。5日から8日にかけて瞬間的に上昇する場面も見られたが、結果的には上昇前
の値位置に戻している。売買テーマを設定できておらず、トレンド形成が拒否されてい
る。チャート環境からはどちらの方向かに抜けると大きな値動きに発展しやすいが、現
在のゴム相場が何に注目して価格形成を進めているのかも把握が難しい状況にある。ボ
ックス相場を継続しつつ、新たなトレンド形成につながるような売買テーマの浮上を探
る局面が続く。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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