ダウ平均は一時マイナス圏に沈む=米国株序盤 きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅高。一時マイナス圏に沈む場面も見られた。ナスダックも続伸となっているが、上げ幅を一時より縮めている。前日比は、ダウ工業株30種平均が57.44ドル高の4万6199.86ドル、ナスダック総合指数が87.60高の2万2558.32。 米FOMCでの利下げ再開を受けた米株式市場の反応は、目まぐるしい動きを経て、ITハイテクを中心とした買いが再開。昨日に続いて今日もしっかりの動きで始まった。 ただ、週末を前に行き過ぎた動きへの警戒感もあり、利益確定の売りなども出て上値が抑えられている。30銘柄中9銘柄がプラス圏、21銘柄がマイナス圏とまちまちながらやや売りが優勢な印象。 欧州医薬品庁(EMA)からユプリズナの欧IgG4-RDに対する肯定的意見がでた製薬会社アムジェン<AMGN>が上昇率、上昇寄与度共にトップ。ITハイテクの上昇もありアップル<AAPL>株もしっかり。 傘下放送局ABCの深夜番組ジミーキンメルライブでのジミー・キンメル氏の発言を巡って同番組の無期限停止が発表されたことなどを受けてディズニー<DIS>株が売られ、ダウ採用銘柄の中で下落率トップ。 上記アップル以外のマグニフィセントセブンはテスラ<TSLA>がしっかりも、上げ幅を一時より縮めている。メタ<META>がマイナス圏。 決算での第4四半期見通しがやや失望につながった建設大手レナー<LEN>が軟調。公益のエバーソース<ES>が好調。 証券会社BTIGが投資判断見通しを引き上げた多国籍マーケットプレイスのFIVERR<FVRR>が大きく上昇、一時10%を超える上昇となっていた。 エバーソース・エナジー<ES> 67.54(+3.66 +5.73%) レナー<LEN> 128.02(-4.86 -3.65%) Fiverr International Ltd<FVRR> 27.50(+2.29 +9.07%) ディズニー<DIS> 112.18(-2.69 -2.34%) アップル<AAPL> 242.95(+5.07 +2.13%) アルファベットC<GOOG> 253.54(+1.21 +0.48%) アルファベットA<GOOGL> 253.07(+1.04 +0.41%) テスラ<TSLA> 424.05(+7.20 +1.73%) メタ<META> 774.03(-6.22 -0.80%) MINKABU PRESS
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