落ち着いた動きでスタート。対ドルはドル高受けてやや重い=オセアニア為替概況 豪ドルドルはドル高の流れもあり、やや上値の重い展開。米FOMC直後に付けた1豪ドル=0.6707を高値にした豪ドル売りドル買いが続いている。先週末に0.6586を付けた後、0.6590台で週の取引を終え、週明けはいったん0.6604を受けたが、すぐに売りに転じ、午前中に0.6581と先週の安値を一時下回って9月10日以来の安値を付けた。その後少し戻して、0.6590ばさみの動きが続いている。豪ドル自体での材料というよりも、ドル高を受けた動きと見られる。 NZドルドルもほぼ同様の動き。FOMC後の0.6008を高値にした売りが続き、週末に0.5850台を付けると、週明け0.5847を付けている。 豪ドル円は97円台後半の推移。先週金曜日の日銀会合直後の円買いに97円25銭を付けたがその後97円台後半へ上昇。週明けも97円台での推移となり、一時97円47背の鵜t桁が、その後97円86銭を付けるなど少ししっかり。もっともドル円が高値から少し売られたことで、ロンドン勢が入る時間帯になって97円60銭台に落としてきている。 NZドル円は86円台後半推移。先週金曜日の86円49銭から少し戻してのもみ合いが続いている。 今週は比較的落ち着いた動きか。豪ドル円、NZドル円はドル円の動きをにらみながらの動きが見込まれる。注目は24日の豪月次CPI。11月分より豪統計局は月次CPIを拡充し、インフレターゲットの対象とすることを発表している(現時点では四半期CPI)。まだ旧来基準であるが注目度が増しているだけに、予想からの乖離に注意したい。 【今週の主な予定】 2025/9/24 10:30 豪消費者物価指数(CPI)(前年比)8月 予想 2.80% 前回 2.80%
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。