トウモロコシ相場は収穫期の売り圧力に上値を圧迫されつつも、大きく値を崩すこと は回避されている。産地気象環境は安定しており、順調に収穫作業が進む見通しにあ る。教科書的なハーベスト・プレッシャーの織り込みが優勢になりやすい。一方で、今 季はすでに豊作見通しの織り込みが一巡していることに加えて、作柄環境が米農務省 (USDA)の想定ほどには良好ではないとの警戒感が強い。このままハーベスト・プ レッシャー現行価格水準で消化できるのかが注目される。 一方、大豆相場は需要環境の厳しさに上値を圧迫されている。19日の米中首脳会談 では農産物取引がテーマ化されず、中国の米国産大豆の購入再開のめどが立たない。一 方、アルゼンチンは10月まで穀物輸出税の停止を発表した。大豆に限らず、トウモロ コシや小麦も対象になるが、最も影響を受けるのは大豆との見方が強い。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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