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ニューヨーク原油(NYMEX)
始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/11 62.46 62.89 61.40 61.78 - 0.59
2025/12 62.03 62.47 61.03 61.39 - 0.57
2026/01 61.78 62.16 60.80 61.14 - 0.54
推定出来高 前日出来高 前日取組高 (前々日比)
未入電 709,780 1,995,577 ( + 21,394)
帳入値 前日比
ヒーティングオイル 2025/11 230.19 - 2.22
2025/12 228.19 - 1.84
改質ガソリン 2025/11 188.59 - 3.64
2025/12 184.11 - 3.36
注:4本値は立会い取引終了までの値段で、立会い取引終了後の電子取引の値段は含み
ません。電子取引が立会い取引までの高値および安値を更新した場合、相場表の高
値および安値と市況内の相場表の4本値は異なります。
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ニューヨーク原油の期近は続落。終値の前営業日比は、期近2限月は0.59〜
0.57ドル安。その他の限月は0.54〜0.28ドル安。
石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国は日量166万バレル規模の自主減
産の解消に着手しており、10月は生産枠を日量13万7000バレル引き上げること
で合意しているものの、5日のオンライン会合で11月の生産枠が大幅に拡大される可
能性があることが引き続き相場を圧迫した。報道によると日量50万バレル規模の拡大
も検討されていることから、需給バランスの悪化懸念が根強い。
米政府機関の閉鎖が始まったことによる米景気悪化リスクも圧迫要因。つなぎ予算が
成立しない場合、米当局が発表する経済指標の発表延期が続き、連邦職員が失職するこ
とから、経済的な悪影響が広がっていく見通し。1日は米建設支出の発表が見送られ
た。米行政管理予算局(OMB)のボート長官は連邦職員のレイオフが「1、2日以
内」に始まるとの認識を示した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で、原油や石油製品の在庫が増加した
ことも重し。ガソリン在庫の増加が目立った。ただ、この他に目を引く手がかりが多
く、EIA週報に対する関心は限定的だった。
フランスがロシア関連の石油タンカーを拿捕し、調査を開始したことは懸念要因。マ
クロン仏大統領によると、「重大な違反行為」の疑いがある。差し押さえられたのはベ
ナン船籍のボラカイ号。このタンカーがデンマーク領内へのドローン侵入の拠点となっ
た可能性がある。
時間外取引で11月限は売り買いが交錯しつつも、62.89ドルまで強含んだが上
値は重く、通常取引開始を控えてマイナス圏で推移。通常取引序盤には61.40ドル
まで下落した。ただ、その後は売りが一巡した。
改質ガソリンとヒーティングオイルの期近は続落。原油相場に連動した。
米EIA週間石油在庫統計(バレル・前週比)
原油 +179.2万(4億1655万)
ガソリン +412.5万(2億2069万)
留出油 +57.8万(1億2358万)
(クッシング地区)
原油 −27.1万(2347万)
*()は在庫総量
今日の材料
・イスラエル軍高官、イランを再攻撃しなければならない可能性=マアリヴ紙
・イスラエル軍高官、イランに対して行動する用意が必要=エルサレム・ポスト
・米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計
・原油在庫は前週比367万4000バレル減
・ガソリン在庫は前週比130万バレル増
・留出油在庫は同300万3000バレル増
・オクラホマ州クッシングの原油在庫は前週比69万3000バレル減
MINKABU PRESS
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