[10月6日からの1週間の展望] −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 週間高低(カッコ内は日付) 9月29日〜10月3日 始 値 高 値 安 値 終 値 前週末比 <東 京> 先限 39,000 39,600 39,000 39,000 0 ====================================== <シカゴ>2日終値 前週末比 |9月28日現在の米国産コーン作柄報告 25/12 421.75 -0.25 |デント(95% 前週 91% 前年 95%、平年96%) 26/03 438.00 -0.75 |成熟(71% 前週56% 前年73%、平年74%) |収穫(18% 前週11% 前年20%、平年19%) |作柄報告 |「良」以上:66%(前週66%、前年64%) |「劣」以下:10%(前週10%、前年12%) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 東京外為市場 円相場(本日 15:15現在) 147.55円 前週末比 2.21円の円高 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 【前週のレビュー】シカゴコーン期近12月限は四半期在庫発表後、418〜432 セントのレンジをどちらかに放れるかに注目したい。投機家は放れた方向にポジション を傾けると予想。 【シカゴコーンは収穫の進展で押し目底を模索も下値の堅さを示す】 シカゴコーンは押し目底を模索となったが下値の堅さを示した。 9月30日に米農務省(USDA)が発表した全米四半期在庫は、15億3161万 Buとなり、昨年同期17億6340万Buを下回ったが、事前予想平均の13億 3600万Buを上回ったことが弱材料視された。期近12月限は、30日に支持線の 418セント割れとなり、翌10月1日は410.50セントまで下落し、8月29日 以来の安値をつけた。米国産コーンの収穫の進展と、小麦の安値更新が圧迫要因。ただ 2日に反発し、終値で420セント台を回復し、9月のレンジ相場の中間水準に戻っ た。 9月29日に発表された28日現在の収穫率は18%、平年の19%を1%下回って いるが、収穫は順調に進んでいる。収穫率が50%を超えるまでは売りの口実材料とさ れるであろう。 収穫の進展とともに9日にUSDAから発表される月例需給報告が注目要因。2日に 今年の米国産コーンの生産量が下方修正されるとの見方が強材料視された。6日、また は7日に大手通信社が集計した事前予想が発表される可能性がある。ただ米政府機関の 閉鎖により、USDAからすべての統計の発表が見送られそうだ。USDAの統計の発 表がなければ、ドル相場、テクニカル、現物価格を見極めながらの展開が予想される。 ファンドなど、大口投機家は、新規売買には慎重姿勢をとるとみられる。 【とうもろこしはの取引は事実上、終焉】 とうもろこしは、2日時点の総取組高は8枚のみ。各限月の取組高が1ケタ、または ゼロ状態で、事実上、取引は終焉。新規売買は参加しにくい。 <当面の予定(イベント・経済統計)> 6日 ●オーストラリア(勤労感謝の日)、中国(国慶節、中秋節) ユーロ圏小売売上高 2025年8月(EUROSTAT) 米週間穀物輸出検証高(USDA) 米国産コーン・大豆作柄報告(USDA) 7日 ●中国(国慶節)、香港(中秋節) 独製造業受注 2025年8月(経済技術省) 米貿易収支 2025年8月(商務省) 8日 ●中国(国慶節) 国際収支(経常収支) 2025年8月(財務省) 政策金利公表(NZ準備銀行) 独鉱工業生産指数 2025年8月(経済技術省) 米FOMC議事録公表 9月16-17日(FRB) 9日 独貿易収支 2025年8月(連邦統計庁) 米新規失業保険申請件数(労働省) 米卸売在庫 2025年8月確報値(商務省) 米週間穀物輸出成約高(USDA) 米国産穀物・需給報告(USDA) 世界穀物・需給報告(USDA) 10日 企業物価指数 2025年9月(日本銀行) 米消費者信頼感指数 2025年10月速報値(ミシガン大) 米財政収支 2025年9月(財務省) 建玉明細報告(CFTC) ※米政府機関閉鎖の影響で米経済指標の発表が延期になる可能性があります。 MINKABU PRESS ※投資や売買は御自身の判断でお願いします。
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。