アジア株まちまち、雇用統計など米統計発表延期で材料不足 中国と韓国は大型連休 東京時間11:00現在 香港ハンセン指数 27076.48(-64.44 -0.24%) 中国上海総合指数 3882.78(休場) 台湾加権指数 26761.06(休場) 韓国総合株価指数 3549.21(休場) 豪ASX200指数 8976.30(-11.07 -0.12%) アジア株はまちまち、材料難で方向感に欠ける。 米雇用統計は発表延期になり、今週予定されている貿易収支や新規失業保険申請件数も延期になる可能性があり、材料不足で様子見姿勢が強まりそうだ。中国市場は8日まで休場、韓国市場も大型連休入りにで9日まで休みとなる。台湾市場もきょうは中秋節で休場、あすは香港市場が中秋節翌日のため休場となる。 香港株は小幅続落。カジノ関連が大幅下落している。サンズチャイナは4.6%安、ギャラクシーエンターテイメントは3.9%安。 マカオの9月カジノ収入が前年同月比6%増の182億パタカとなったものの市場予想を下回った。中国本土からの観光客は増加しているものの、9月下旬の大型台風の影響で事業を中断したことが影響したようだ。 NY金最高値を好感して金鉱株は上昇している。米シティは金探査採掘会社の招金鉱業の目標株価を21.6香港ドルから37.5香港ドルへ74%も引き上げた。招金鉱業は3.1%高、一時32.80香港ドル付近まで上昇した。紫金鉱業集団も2.6%高と堅調。 豪州株は前営業日終値付近で推移。豪中銀の利下げ期待がやや復活している。 豪中銀は先日の会合で第3四半期のインフレが予想以上に強まる可能性を警告した。ただ、その後に発表された8月の家計支出が+0.1%と7月の+0.4%から伸びが鈍化、市場予想の+0.3%も下回ったことで11月利下げ期待が復活しているようだ。
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