[本日の見通し]石油=堅調、イスラエルは停戦を受け入れいるのか

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は堅調。ただ、夜間取引の値幅を維持して
いる。
 イスラム組織ハマスとイスラエルがガザ停戦に近づいている。停戦が一気に現実味を
帯びた背景として、イスラエルのドーハ攻撃に激怒したトランプ米大統領がイスラエル
への配慮を限定して停戦案を策定し、短期間で和平を成し遂げようとしているようだ。
昨日から始まった詰めの協議次第ではガザ停戦が実現する。
 ただ、イスラエル国内の報道は、停戦に否定的である。ネタニヤフ首相も和平協議に
納得しているようには見えない。これまでも和平が近づくタイミングはあったが、実現
には至っておらず、今回も楽観はできない。イスラエルは撤退も、和平も望んでいな
い。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.02ドル安の61.67ドルで
取引されている。本日これまでのレンジは61.65ドルから61.82ドル。
 原油3月限の予想レンジは5万9500円から6万0500円、ガソリン先限は8万
0500円から8万1500円、灯油先限は8万4500円から8万5500円。
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