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JPXゴムの相場表(帳入値と前営業日比)
RSS3 TSR20
2025/10 2026/03 2026/09 2025/11 2026/10
300.3 0.0 303.4 - 1.6 306.0 0.0 252.0 0.0 252.0 0.0
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上海ゴム1月限 休場
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【市況】
ゴムRSS3号、総じて反落。寄り付きでは、前日の大幅な円安を背景として上昇に
対する修正安場面となった。その後、薄商いの中、戻す場面もあったが、終盤は再び地
合いを緩めた。TSR20は出来ず。
大引けのRSS3号は前営業日比1.6円安〜1.6円高、活発限月の3月限は同
1.6円安の303.4円、期先26年9月限は同変わらずの306.0円、総出来高
は158枚、TSR20は全限が同変わらず。上海天然ゴム先物は、445〜360ポ
イント安。総出来高は21枚。
【産地相場は軟調地合いを継続】
産地相場は軟調な展開が続いている。タイオファーは、9月9日にそれまで支持とな
っていた69バーツを下抜くと、ジリジリと水準を引き下げ、、10月6日のタイ南部
の天然ゴム主要積み出し港のソンクラ渡しのオファー価格が、前日比0.09バーツ安
の66.43バーツと昨年1月以来の安値が提示されている。
産地タイは、今月から季節的には増産期に入っている。このため、オファー価格はさ
らに下落する可能性がある。今年は大きな天候不順がなく、産地の供給に問題がないと
みられる。その一方で、トランプ関税の影響などから、世界的に景気が減速する可能性
がある。このため、天然ゴム需給は、緩和するとの見方が多い。年末に向けて、オファ
ー価格が一段と水準を引き下げることも予想される。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
シンガポールゴム市場は、RSS3号は出来ず。TSR20は、序盤は売りがやや優
勢となったが、中盤以降は小じっかりと推移し、0.1セント安〜0.2セント高で推
移している。
上海ゴムは国慶節のため、休場。取引再開は、10月9日の予定。
MINKABU PRESSS
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