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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/12 421.50 424.50 419.00 419.75 - 2.00
2026/03 437.50 439.75 435.50 436.25 - 2.00
2026/05 447.00 448.50 444.25 445.25 - 2.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 382,482 216,011 1,579,732 (+ 4,725)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所から
電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払っ
ていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後4
時の数字です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(10月13日−10月17日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は平年を上回る。
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年を下回る〜上回る。
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コーンは軒並み下落。終値の前営業日比は3.25〜2.00セント安。中心限月の
12月限は2.00セント安の419.75セント。
米産地での収穫進行とこれに伴う供給増加が意識されたほか、農業コンサルタントの
SovEconがウクライナの今年の生産量見通しを上方修正したことを受けて小麦が
軟調となったことが重石となり、売り優勢で運ばれた。なお、9日に米農務省(USD
A)の月例需給報告の発表が予定されるなか、模様眺めの雰囲気も強く下げ幅は限られ
た。
12月限は421.50セントで取引を開始。その後、じり高で運ばれながらも米国
の時間帯を迎えるまでは422.75セントで頭打ちとなり、何度もこの水準に顔合わ
せした。米国の時間帯を迎えると424.50セントまで浮上する場面が見られたが、
すぐに軟化に転じて引けにかけて下値を探る動きを展開。引け間際に419セントの
安値を付け、安値に近い水準で終えた。
農業コンサルタントSovEconは、ウクライナの今年の小麦生産量予測をこれま
でより150万トン引き上げた2290万トン、との見通しを発表した。同時にコーン
生産量予測もこれまでの予想を90万トン上回る3180万トンに上方修正した。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気概況を要約)。
コーンベルトでは引き続き暖かな中、散発的な降雨が発生。今週は気温は平年並〜平
年を上回るなか、10日に散発的な降雨が見込まれるがそれ以外は降雨のない少雨傾向
となる見込み。
6〜10日間予報に関しては12〜16日にかけて散発的な降雨が続き、気温は平年
を上回る〜大幅に上回るだろう。
シカゴ小麦は続落。前日終値を上回りプラスサイドまで浮上する場面も見られたもの
の、米産地ではこのところ降雨の発生は無いながらも土壌水分を保持するなか作付け及
び生育が進行していることや、ウクライナの今年の小麦生産量予測をSovEconが
上方修正したことが重石となり売り優勢となった。
シカゴ小麦12月限は6セント安の506.75セント。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気概況を要約)。
プレーンズでは気温は平年以下に留まり概ね降雨は発生していない。今後も10日ま
で降雨は発生しないが、11日には降雨が見込まれる。気温は11日まで平年並〜
平年を上回るだろう。今週、プレーンズは少雨傾向となっているが、土壌水分は作付け
および生育にとって十分な水準にある。
今日の材料
・米コーンベルトでは引き続き暖かな中、散発的な降雨が発生。
・コーンベルトでは今週は気温は平年並〜平年を上回るなか、少雨傾向が続くだろう。
・SovEconは、ウクライナの今年の小麦生産量予測をこれまでより150万
トン引き上げた2290万トン、との見通しを発表。
MINKABU PRESS
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