【市況】 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが大幅続伸。ニューヨークは小反落となっ たが、1ドル=151円台後半の円安を背景に先限は夜間取引で再浮上。日中取引に入 り、円安が152円台前半まで進行、金が上値追い継続、ドル建て現物相場の上昇から 100円超の上昇から一段高。期先は一時300円高近くまで上昇。 パラジウムの商いは成立しなかった。 午前11時25分現在の前営業日比は、プラチナが158〜291円高、プラチナミ ニが102.0〜289.5円高、プラチナスポットが213円高、パラジウムが出来 ず。 午前11時25分現在の出来高は、プラチナが1万1049枚、プラチナミニが 1870枚、プラチナスポットが1549、パラジウムが0枚。 【プラチナは金の一段高に歩調を合わせ高値更新限月が続出】 プラチナは金の一段高に歩調を合わせ、一代高値を更新する限月が続出。中国市場が 今日まで国慶節の大型連休だが、アジア時間のドル建て現物相場は1650ドル超え。 ニューヨークプラチナ時間外取引は反発で推移し、昨日の下げ幅を上回る上昇で推移。 大型連休期間の中国の消費の好調さが裏付けられれば現物価格、ニューヨークプラチナ との上げ余地かあろう。 プラチナ先限は夜間取引で7605円をつけ、上場来高値を更新。7470円まで反 落したが、夜間取引の後半から切り返し、7577円まで戻した。日中取引に入り、あ っさりと、7605円超えとなり、一段高となった。損切りとなる買い戻しを巻き込 み、7797円までの暴騰となり、上場来高値を大幅に更新した。利食い売りもある が、7780円台水準で高もちあい商状。 【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】 プラチナのドル建て現物相場は、上伸。午前9時前に1630ドル台に乗せ、その後 はほぼ右肩上がりの展開となり、11時過ぎに1655.44ドルの高値をつけた。 午前11時25分現在、プラチナは1657.90ドル、パラジウムが1363. 51ドルで推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1624.70ドル、パラジウム が1331.95ドル。 MINKABU PRESS
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