【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録など

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 日本時間9日午前3時に9月16・17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。その回の会合では政策金利は4.25%-4.50%から4.00%-4.25%に引き下げられ、FOMCメンバーの政策金利見通しでは2025年が6月の3.875%から3.625%に下方修正、2026年が6月の3.625%から3.375%に下方修正、2027年が6月の3.375%から3.125%に下方修正された。しかし、このところ米連邦準備理事会(FRB)関係者から追加利下げに慎重な声が多く聞かれる。議事録で利下げに前のめりになりすぎるべきではないとの意見が多いことが示されれば、米FRBの早期追加利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
 
 また、このあとの海外市場では、欧米英の中銀関係者が相次いで発言する予定になっている。日本時間8日午後5時10分にエスクリバ・スペイン中銀総裁が講演、同8日午後6時15分にミュラー・エストニア中銀総裁が講演、同8日午後7時半にエルダーソン欧州中央銀行(ECB)専務理事が講演、同8日午後10時20分にムサレム米セントルイス地区連銀総裁が挨拶、同8日午後10時半にバー米連邦準備理事会(FRB)理事が講演、同9日午前0時にピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト兼金融政策委員会(MPC)委員が講演、同9日午前4時15分にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が講演、同9日午前5時半にカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁とスミス米上院議員が対談、同9日午前6時45分にバー米FRB理事が講演する。
 
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