金相場は4000ドル突破後も利食い売りを見送り、逆に一段高になっている。高値 は4081.00ドルに達している。4000ドルまで値上がりすると、1%の価格変 動でも40ドル動く。従来だと異常だった値動きが、通常の値動きに変わっている。米 利下げ観測、米連邦準備制度理事会(FRB)独立性への懸念、インフレ、財政懸念、 日仏政局の混乱、地政学環境の不安定化など、貴金属を購入する売買テーマは豊富な状 態にある。買い遅れのリスクから、過去最高値でも金市場に参入する市場参加者が途絶 えない状況になっている。調整に入れば容易に100ドル、200ドルと下げるリスク を抱えているが、先物・オプション市場の過熱感は限定されている。金ボラティリティ 指数はまだ21.9ポイントと、若干の過熱感が警戒される水準に留まっている。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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