プラチナ午前=プラチナが反落、NY安や円高で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 プラチナ系貴金属(PGM)は、プラチナが反落。ニューヨーク安を受けて売り優勢
で始まった。その後は、押し目を買われたが、円高やドル建て現物相場の上げ一服を受
けて戻りを売られた。パラジウムの商いは成立しなかった。
 午前11時4分現在の前営業日比は、プラチナが195〜118円安、プラチナミニ
が203.0円安〜12.0円高、プラチナスポットが135円安、パラジウムが出来
ず。
 午前11時4分現在の出来高は、プラチナが1万1649枚、プラチナミニが
1520枚、プラチナスポットが802枚、パラジウムが0枚。
【プラチナは金反落が圧迫】
 プラチナは金反落が圧迫要因になった。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ見通し
が強いが、金に利食い売りが出たことが圧迫要因になった。イスラエルとパレスチナ自
治区ガザのイスラム組織ハマスが米国主導の和平案の第1段で合意した。一方、連休明
けの上海プラチナの出来高は350枚となった。実需筋の買いが続くかどうかも確認し
たい。
 プラチナ先限は7644円まで下落した。ニューヨーク安や円高が圧迫要因になっ
た。円相場は1ドル=152円台後半の円高に振れた。

【ロコ・チューリッヒ(ドル建て現物相場)】
 プラチナのドル建て現物相場は、上げ一服。朝方の1629.90ドルから1633
ドル台まで上昇したのち、金の戻りを売られたことを受けて上げ一服となった。
 午前11時現在、プラチナは1617.00ドル、パラジウムが1420.16ドル
で推移。前営業日の大引け時点はプラチナが1648.40ドル、パラジウムが
1462.02ドル。
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