前週は300円割れから一転して310円台まで切り返す展開になった。需要不安を 背景に値を崩す展開が続いていたが、為替相場が大きく円安に振れたことで、短期的な 売られ過ぎ感もあって大きく切り返した。自民党総裁選で高市氏が勝利し、財政懸念な どから円が売られている。もっぱら円安圧力で円建てゴム相場は大きく値上がりした。 一方、上海ゴム相場は10月9日に国慶節の連休明け後の取引が開始されたが、連休前 後で目立った値動きは見られなかった。 今週は上値の重さを再確認する見通し。日本の政局が一気に不安定化しており、高市 氏が総理に選出されるのか不透明感が浮上している。円安圧力が一服すると、円建てゴ ム相場の上昇も一服しやすい。しかも、トランプ米大統領が米中首脳会談の開催見送り の可能性を示唆している。実際にこのまま米中両国が関税の応酬に発展する可能性は低 いとみられるが、株価急落などリスクオフ環境が続いている間は、需要不安の売りも膨 らみやすくなる。 予想レンジは295〜320円。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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