●レビュー金、過去最高値更新が続く=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 10日のニューヨーク金先物相場は、前日比27.80ドル高の4000.40ド
ル。米中対立激化のリスクが警戒され、買い優勢の展開になった。トランプ米大統領
は、中国のレアアース輸出規制の動きを受けて、月末に予定されていた米中首脳会談が
開催されない可能性が浮上している。改めて米中対立が激化するリスクから株安に加え
て、米金利低下・ドル安が進行したことで、押し目買い優勢の展開になった。
 13日のニューヨーク金先物相場は、前日比132.60ドル高の4133.00ド
ル。米中関係悪化に対する警戒感は緩和されたが、金相場は大幅続伸となった。一気に
4100ドル台に乗せ、過去最高値更新が続いている。依然として米中関係の先行き不
透明感が強いこと、米利下げ観測の強さなどを背景に、金市場に対する資金流入が続い
ている。為替はドル高気味に推移したが、貴金属相場全体が高騰している。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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