●短期見通しゴム、米中対立激化だと上値重い=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 需要不安の織り込みで戻り売り優勢の展開になる見通し。中国自動車市場の減速傾向
が年末に向けて強まるリスクが警戒されており、上海ゴム相場は安値低迷が続いてい
る。1万5000元の節目も割り込んだ。米中関係の不確実性の高まりもネガティブ。
前週は円相場の急落が円建てゴム相場の反発を促しているため、急激な円安環境が続い
ている間は一段高のリスクを残す。ただし、足元ではその円安圧力も一服している。
310円水準で上値の重さを再確認しつつあり、改めて300円の節目割れを打診する
見通し。
(マーケットエッジ・小菅 努)

このニュースの著者

MINKABU PRESS

みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。