石油午前=続落、151円台前半の円高でジリ安も3月限は下値堅く推移

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は続落。14日の海外原油が売り優勢となり、夜間取引から軟調に推
移。日中は夜間取引の軟調地合いを引き継いだ。序盤にわずかに下値を切り上げたが反
発力弱く推移。午前10時前から円高が緩やかに進行し、1ドル=151円台前半の円
高で期中限月はジリ安となった。ニューヨーク原油時間外取引は小動き、円高進行とな
り、新規買い材料不足。期近11、12月限は4ケタ安で推移から大幅に下げ幅を縮小
した。
 時間外取引でニューヨーク原油11月限は前日比0.02ドル高の58.72ドルで
小幅高で推移。前日の終値近辺でもみあいで方向感はない、
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は日中取引で5万8040円まで下落。5
万8000円が支持線となり、下値堅く推移。この後、5万8000円を維持できるか
に注目。5万8000円割れとなると、5万7700円台まで下げ余地が生まれる。
 午前11時33分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
820〜20円安。
 午前11時33分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1376枚。
【NY原油は55.30ドルを目指す下落過程か】
 14日のニューヨーク原油期近11月限は軟調。59.82ドルで上値を抑えられ、
60ドルを回復することなく、戻り売りを浴び、57.68ドルまで下落。安値を離れ
たが、まだ底値確認ムードは感じられない。期近つなぎ足で5月5日につけた安値
55.30ドルを目指す下落過程か。
【海外原油夜間取引=小幅高】
 ニューヨーク時間外取引で11月限は前日比0.02ドル高の58.72ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは58.54〜58.79ドル。
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