原油相場は値下がり傾向が続いている。直接的なきっかけは、米中対立の激化だ。本 来であれば月末の米中首脳会談で緊張緩和を進めることが期待されていたが、実際には 首脳会談の開催の有無に不透明感が浮上している。ベッセント米財務長官は、中国のレ アアース輸出規制見直しが実現すれば、長期にわたって上乗せ関税を停止する可能性も 示唆している。一方で、輸出規制が続くのであれば世界と中国のデカップリングを進め るとしている。首脳会談に向けた米中両国の駆け引きとみられるが、原油相場は先行き 不透明感から需給緩和見通しの織り込みを強化している。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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