東京株式(前引け)=大幅続伸、5万円大台乗せが目前に

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
 21日前引けの日経平均株価は前営業日比744円31銭高の4万9929円81銭と大幅続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億6687万株、売買代金概算は2兆6448億円。値上がり銘柄数は1172、対して値下がり銘柄数は380、変わらずは63銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は前日の地合いを引き継ぎ、リスクオンの地合いが鮮明となった。前日の欧州株市場がほぼ全面高だったほか、米国株市場でもNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに大きく上値を追っており、東京市場にも追い風となった。また、自民党と日本維新の会が連立政権を樹立することで、高市自民党総裁の首相指名が確実視されるとともに政権基盤が強まることもポジティブ視されているようだ。日経平均は5万円台目前まで上値を伸ばす場面があったが、前場段階ではわずかに届かなかった。ただ、日経225先物は5万円をつける場面があった。値上がり銘柄数は全体の73%を占めた。

 個別では売買代金トップとなったソフトバンクグループ<9984>が高く、アドバンテスト<6857>、フジクラ<5803>なども物色人気。JX金属<5016>が値を上げ、ファーストリテイリング<9983>も水準を切り上げた。東洋エンジニアリング<6330>が値上がり率トップに買われる人気。アンビスホールディングス<7071>が急伸をみせ、ユニオンツール<6278>、大阪有機化学工業<4187>も値を飛ばした。半面、東京エレクトロン<8035>が冴えず、日立製作所<6501>も売りに押された。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>も上値が重い。古野電気<6814>が利食われ、Link-Uグループ<4446>、フィックスターズ<3687>の下げが目立つ。ローツェ<6323>も下落した。

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