海外サマリー(21日)

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
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海外主要銘柄の中心限月の相場表(限月、終値、前営業日比)
NY金     2025/12 4,109.1  -250.3  シカゴ大豆  2025/11 1,030.75   -1.00
NY銀     2025/12 4,770.4  -368.0  シカゴコーン 2025/12   419.75   -3.50
NYプラ    2026/ 1 1,519.3  -132.9  NY原油   2025/12    57.24   +0.22
NYパラ    2025/12 1,434.70 -102.60 ドル・円               151.89   +1.17
*ドル・円は日本時間の午前5時30分現在。
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◎NY外為=ドル円は一時152円台前半まで上昇
 NY為替市場、ドル円は一時152円台前半まで上昇。高市新首相が誕生し、日本の
政治的不確実性が解消されたことで円が売られ、ドル円の上昇を支援した。151円台
半ばに伸び悩む場面が見られた。高市首相の就任会見が深夜に行われ、反応していた模
様。
 首相は「日銀は政府と意思疎通を図っていくことが重要だ」との認識を明らかにした
上で、「金融政策の手法については日銀に委ねられるべき」と述べたことに海外勢中心
に敏感に反応した可能性。ただ、高市首相が以前から言及していた内容でもあり、まも
なく戻している。
 短期金融市場では日銀の利上げは今月は見送るとの見方がほぼ確実視されている一
方、12月の年内最後の決定会合では65%程度の確率で利上げが見込まれている。
 ドル買いが優勢となっていたが、米中貿易摩擦の行方や、依然として出口が見えない
米政府機関閉鎖、金曜日の米消費者物価指数(CPI)が期待通りにFRBの追加利下
げを正当化するのかを確認したい面もあるようだ。
◎NY貴金属=大幅反落、ドル高を嫌気した手じまい売り殺到で急落
 ニューヨーク金、銀は大幅反落。
 金12月限は急反落。時間外取引では、アジア時間は乱高下となったが、アジア時間
の後半は軟調に推移。欧州時間に入り下げ幅を拡大し、一時100ドル超の下落まで下
落。日中取引では、ドル高の進行を嫌気した手じまい売りが殺到し、値を崩す格好とな
り、一時260ドル超の下落となり、4090ドル台まで売り込まれた。米政府機関再
開の思惑が根強いことや、テクニカル要因も下げ加速要因。中盤で下げ止まるも反発力
は弱く、今月半ばまで暴騰に対する反動安で暴落状態のまま引けた。
 銀12月限は、時間外取引から200セント超の下落。日中取引ではさらに手じまい
売りの動きが強まり、一時400セント超の下落となった。
 プラチナ系貴金属(PGM)は大幅反落。
 プラチナ1月限は急反落。時間外取引では、金、銀の下げにつれ安となり、欧州時間
に一時100ドル近い下げとなったが、下値を切り上げ、60ドル超の下落で推移。日
中取引では、金、銀の一段安と歩調を合わせ、下げ足を速め、一時、150ドル近い下
落となった、1500ドル接近後に下値を切り上げたが、金、銀の大幅安が足かせとな
り、3ケタ安で引けた。
 パラジウム12月限は、時間外取引で一時100ドルを超える下落。日中取引は他の
貴金属の急落を受けて再度、100ドル超の下落となった。
◎LME=アルミは小反発、銅・ニッケルはドル高・貴金属安を嫌気し反落
 アルミ3カ月物は小幅反発。2768ドルで続落して取引を開始した後はアジア株高
を受けた銅の堅調推移を受けて浮上し、2778ドル前後で高下する場面が見られた。
欧州の時間帯にかけて軟化したが、早々に買い戻す動きが広がった。米国の時間帯を迎
えるとニューヨークダウが3日続伸となったことが手掛かりとなって浮上し、17日以
来の高水準となる2798.50ドルの高値を記録。終盤には転売が見られ値位置を落
としたが、プラスサイドは維持して終えた。
 銅3カ月物は反落。1万0702.50ドルで堅調に開始。アジアの時間帯前半は、
米中貿易摩擦への警戒感の後退や、中国政府による景気刺激策への期待から上海株が大
幅続伸となったことに追随する買いが見られ、一時1万0733ドルの高値を付けた。
アジアの時間帯後半以降は軟化に転じながらも欧州の時間帯を終えるまで1万0610
ドルが下値支持線に推移。しかし、米国の時間帯を迎えると一時1万0542ドルの安
値まで下落。米株式市場は堅調ながら、ハイテク株などに短期的な過熱感が見られるこ
とや、ドル高・貴金属安を嫌気した売りが先行した。安値では買い戻されたものの戻り
は限られ、軟調に取引を終えた。
◎NY原油=反発、SPRの補充報道が支えだが上値は限定的
 ニューヨーク原油の期近は反発。
 米政府が戦略石油備蓄(SPR)向けに100万バレル購入すると報道されたことが
相場を支える場面はあったが、供給過剰見通しや米中貿易戦争の激化による景気悪化が
警戒されるなかで上値は重かった。トランプ米大統領はバイデン前政権の大規模放出に
よって減少したSPRを上限まで回復させる方針であるものの、今のところ積極的な補
充を見送っている。報道された100万バレルの補充は規模としてはごくわずか。
 改質ガソリンの期近は続落。ヒーティングオイルの期近は続伸。留出油の供給不足が
警戒されるなかでヒーティングオイルとガソリンの推移は対照的。
◎シカゴ大豆・コーン=大豆は小反落、コーンは収穫進展・ドル高などで反落
 大豆は小幅反落。
 大きく値を伸ばした前日の流れを引き継いで9月19日以来の水準に達する場面も見
られたが、3日続伸となった後で急伸後の修正が入ったことで値を落とした。ただ、
トランプ米大統領による中国の習近平国家主席とは素晴らしい関係、との発言が伝えら
れたことなどで米中貿易摩擦懸念が緩和されるなか、下げ幅は限られた。
 コーンは揃って反落。
 米産地では収穫作業は終盤を迎えていると予想されるなか、今週は少雨傾向となり
収穫の進展が見込まれることや、ドル高の動きが米国産コーンの輸出を圧迫するとの懸
念が高まったことで売り優勢となった。
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