反発、OPECの追加減産期待や米中通商協議の楽観論で=NY原油概況

配信元:みんかぶFX
著者:MINKABU PRESS
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=53.55(+0.96 +1.83%)

 ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.95~0.96ドル高。その他の限月は0.48ドル安~0.93ドル高。
 
 石油輸出国機構のバルキンド事務局長の発言が年末のOPEC総会における追加減産を示唆したと受け止められたことや、米中通商協議の期待感が相場を押し上げた。バルキンド事務局長は「(12月の)総会は適切で力強く積極的な決定を下し、2020年に向け産油国を維持可能でより安定的な軌道に据える」、「全ての選択肢の可能性はある」と述べた。

 時間外取引から11月限は堅調に推移。通常取引開始後は53.77ドルまで一段高となった。

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