石油午前=堅調、供給過剰見通しを背景とした原油安は一巡

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は堅調。海外原油が反発したことが国内市場を支えている。先月からの
原油安は一巡しており、海外市場では買い戻しが優勢だった。ただ、供給過剰見通し
や、米中貿易戦争の悪化懸念を背景に上値は限定的。円相場が1ドル=151円半ばま
で押し戻されたことも重し。時間外取引でニューヨーク原油はしっかり。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は堅調。ただ、夜間取引の値幅内を維持し
ており、動意は鈍い。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
210〜890円高。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が474枚。
【ブダペスト会合のためにブルガリアが空域を開放へ】
 ブルガリアのゲオルク・ゲオルギエフ外務大臣は、ロシアのプーチン大統領がトラン
プ米大統領と会談するためにハンガリーの首都ブダペストに向かうならば、飛行機のた
めに空域を開放する準備ができていると述べた。「和平努力がなされるとき、そのよう
な会合の実現にすべての当事者が貢献するのは自然なこと」とも語っている。
【海外原油夜間取引=しっかり】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.21ドル高の57.45ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは57.34〜57.64ドル。
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