[今夜の視点]海外原油=続伸か、ウクライナ和平協議の不透明感で

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比1.05ドル高の58.29ドルで
推移。本日これまでのレンジは57.34〜58.38ドル。
 今晩の海外原油は続伸か。米国とロシアのウクライナ和平協議の行方が注目されてい
るものの、ロシア軍がウクライナをミサイルやドローンで攻撃しており、和平協議の行
き詰まりが警戒されて、時間外取引でニューヨーク原油が上昇しているようだ。米ロ高
官協議を経た後にトランプ米大統領とプーチン大統領が再び会談する予定となっている
のの、ロシアのラブロフ外相とルビオ米国務長官の事前協議が順調ではないとの報道も
あり、米ロ首脳会談にたどり着けるのか不透明感もある。
 ただ、11月1日には米国の対中追加関税が発動する見通しで、景気悪化懸念は根強
い。時間外取引での上振れが失速する可能性が高い。
<今夜の予定>
◆ 南アフリカ ◆
【経済】17:00 消費者物価指数 2025年9月(南アフリカ統計局)
◆ アメリカ ◆
【経済】20:00 住宅ローン申請指数(MBA)
【工業】23:30 週間石油統計(EIA)
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