石油午前=上昇、米ロ首脳会談の中止でウクライナ和平期待が霧散

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は上昇。先週、トランプ米大統領が発表した米ロ首脳会談は中止とな
り、ウクライナ和平期待が大きく後退したことが買い手がかり。米国は対ロ制裁の強化
を発表しており、和平ムードは緊迫感へと様変わりしている。ただ、米政府がウクライ
ナに長距離巡航ミサイルでロシア深部を攻撃することを許可したとの報道はトランプ米
大統領によって否定されている。時間外取引でニューヨーク原油は上昇。円相場は1ド
ル=152円前半で円安・ドル高推移。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は上昇。夜間取引の高値を上回り6万
0280円まで上げた。ただ、上げ一服後は高値から押し戻されている。
 午前11時01分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
510〜1980円高。
 午前11時01分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が1571枚。
【メリッサはメジャーハリケーンに発達へ】
 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、カリブ海で発生した熱帯性暴風雨
「メリッサ」は時速2マイルの低速でカリブ海を西北西へ移動している。進路は迷走気
味で、今週末にハリケーンに発達した後、西側に進路を変えつつメジャーハリケーンま
で勢力を強める見通し。
【海外原油夜間取引=上昇】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比1.37ドル高の59.87ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは59.64〜60.26ドル。
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