●短期見通し金、調整売りで過熱感を薄めていく=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 高インフレ環境における米利下げ開始で堅調地合が続きやすい。24日の消費者物価
指数がイベントリスクになるが、実質金利の低下が進みやすい。国際情勢の不安定化な
どの影響もあり、「通貨切り下げトレード」が始まっており、上昇基調は維持される。
ただし、過熱感の高まりに加えて、米中関係の改善期待、米政府機関閉鎖の解消が近づ
いているとの見方が、持高調整を誘い始めている。目先、安全資産の短期投資ニーズが
一服する可能性があり、過熱感緩和の持高調整を消化する局面になる。4000ドル水
準では下値を支えられる見通し。金上場投資信託(ETF)売りが本格化しなければ、
調整局面での物色妙味は維持される。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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