アジア株 下落も下げ限定的か、トランプ「タコ取引」 ポップマート10%急落、転売市場でラブブ価格急落 東京時間11:18現在 香港ハンセン指数 25643.01(-138.76 -0.54%) 中国上海総合指数 3894.20(-19.56 -0.50%) 台湾加権指数 27450.59(-198.32 -0.72%) 韓国総合株価指数 3890.87(+7.19 +0.19%) 豪ASX200指数 9032.80(+2.78 +0.03%) アジア株はまちまち。 米中対立が懸念されている。トランプ米大統領は米国製ソフトウエア製品の中国輸出制限を検討しているという、中国によるレアアース輸出規制への対抗措置だろう。ただ、再び米株が下落したことに焦ったか、トランプ氏は中国習近平国家主席との会談ではあらゆる分野について合意できると思う、おそらく核問題でさえ合意できると思うと語った。トランプのタコ取引で市場にやや安堵感が広がっている、アジア株は下落して始まっているが下げは限定的か。 豪州株は前営業日比ほぼ変わらず、エネルギー関連の上昇が相場の支えとなっている。 トランプ氏の忍耐は限界に近づいているようで、プーチン露大統領との会談を気分が乗らないためキャンセルしたと発表。米政権はロシアに対し大規模な制裁を発表、ロシア石油大手ロスネフチとルクオイルとその子会社30社に対して制裁を科す。これを受けNY原油は時間外で上昇。一時、1週間半ぶりに1バレ=60ドル台に乗せた。 香港市場で玩具メーカーのポップマートが10%急落、6カ月ぶり大幅下落。強気な決算見通しを受けきのうは大幅上昇していた。同社はLABUBU(ラブブ)の世界的人気を受け、第3四半期の売上高が前年同期比で250%急増するとの見通しを発表した。 同社の売上高の3分の1を占めるLABUBU(ラブブ)だが、夏をピークに世界的に人気が低下しているという。韓国ガールズグループBLACKPINKのリサが所有していることを受け世界的に人気が出た。ただ、現在は転売市場で価格が急落しているという。アナリストはポップマートの成長は今年ピークを迎え26年以降は減速すると予想している。
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