アジア株 香港株は下げ限定的 トランプ「タコ取引」インド株1年ぶり高値 米印合意間近 東京時間14:08現在 香港ハンセン指数 25767.54(-14.23 -0.06%) 中国上海総合指数 3888.08(-25.68 -0.66%) 台湾加権指数 27557.09(-91.82 -0.33%) 韓国総合株価指数 3851.38(-32.30 -0.83%) 豪ASX200指数 9038.70(+8.68 +0.10%) インドSENSEX30種 85211.56(+785.22 +0.93%) アジア株は軒並み下落、米中対立激化懸念が重石。 トランプ米大統領は米国製ソフトウエア製品の中国輸出制限を検討しているもよう、中国によるレアアース輸出規制への対抗措置だ。ただ、米中対立再燃で再び米株が下落したことに焦ったか、トランプ氏は中国習近平国家主席との会談ではあらゆる分野について合意できると思うと首脳会談に前向きな姿勢を示した。トランプのタコ取引で市場にやや安堵感が広がっており、アジア株は下落も下値は限定的。 エネルギー関連株の上昇が相場の支えとなっている。トランプ氏の忍耐は限界に近づいているようで米政権はロシアの石油大手2社に対して制裁を科すと発表した。これを受けNY原油は時間外で上昇。1バレル=60ドル台にしっかり乗せ、約2週間ぶり高水準となっている。 インド株は約1年ぶり高値を更新、米印交渉進展が期待されている。 トランプ氏はモディ首相がロシア原油の輸入を40%削減すると言ったと発表した。インド紙によると二国間協議は最終合意に近づいており、米国の対インド関税は現在の50%から15%-16%にまで大幅に引き下げられる可能性があると報じている。 香港市場で玩具メーカーのポップマートが9%超急落。LABUBU(ラブブ)の世界的人気を受け、第3四半期の売上高が前年同期比250%急増するとの見通しを発表したが、アナリストによると同社の売上高の3分の1を占めるラブブは夏をピークに世界的に人気が低下しているという。現在は転売市場で価格が急落している。アナリストはポップマートの成長は今年ピークを迎え26年以降は減速すると予想。
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