ロシア産の供給不安から、原油相場は急伸した。米財務省がロシア石油大手のロスネ フチとルクオイル、その子会社らを対象に米国内の資産凍結などの制裁に踏み切ってい る。ロシアに対する制裁は珍しいことではないが、中国企業が二次制裁のリスクから一 時的にロシア産の調達を抑制する動きも報じられており、短期的な混乱が警戒されてい る。中国は原油輸入量の約20%をロシア産に依存している。仮に二次制裁のリスクか らロシア産原油の取引を手控えると、その代替需要は中東産に発生する。供給過剰環境 で大きな問題は生じない見通しだが、それでも短期的には原油相場にボラティリティを もたらす可能性があるテーマになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
みんなの株式をはじめ、株探、みんかぶFX、みんなの仮想通貨など金融系メディアの 記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコン テンツなど幅広く提供しています。