時間外取引でニューヨーク原油12月限は前日比0.24ドル安の61.55ドルで 推移。本日これまでのレンジは61.21〜61.80ドル。 今晩の海外原油は続伸か。インドの一部の企業や、中国国営の石油企業がロシア産の 石油購入を停止すると報道されており、インドや中国の政府が民間や国営問わず、全て の企業に輸入停止を促すようだと供給ひっ迫懸念が強まるだろう。石油輸出国機構(O PEC)プラスがフル増産しても、世界最大級の産油国であるロシアの全ての供給を穴 埋めするのは不可能。各国政府の公式な発表に注目したい。 また、OPECプラスの生産余力が限定的であることが認識されると、買い戻しが勢 いづく可能性がある。OPECプラスは長期的に自主減産や協調減産を実施して生産余 力を保持し、供給下振れリスクが高まる場面でも供給面で最後の拠り所となってきた が、協調減産については解消が近づいている。供給リスクに敏感な相場へ移行する途中 にあると思われる。 <今夜の予定> ◆ ユーロ圏 ◆ 【経済】17:00 製造業購買担当者景況指数 2025年10月速報(Markit) 【経済】17:00 サービス業購買担当者景況指数 2025年10月速報(Markit) 【経済】17:00 購買担当者総合景況指数 2025年10月速報(Markit) ◆ フランス ◆ 【経済】15:45 消費者信頼感指数 2025年10月(INSEE) ◆ イギリス ◆ 【経済】15:00 小売売上高 2025年9月(国立統計局) ◆ アメリカ ◆ 【経済】21:30 消費者物価指数 2025年9月(労働省) 【経済】23:00 新築住宅販売 2025年9月(商務省) 【経済】23:00 消費者信頼感指数 2025年10月確報値(ミシガン大) 【商品】10/25 04:30 建玉明細報告(CFTC) MINKABU PRESS
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