原油相場は60ドル台前半で売買が交錯している。米欧がロシア石油会社に対する制 裁に踏み切ったことで、間違いなく短期需給には不確実性が高まっている。需要サイド の中国やインドが警戒しているのは、両社との取引に伴う二次制裁であり、インドでは 欧州向け石油製品輸出が拒否されるリスクもあり、対応を急がれている。中国も、制裁 によってアフリカなどの開発事業で西側企業との協調が断たれると、事業から排除され るリスクを抱えている。制裁回避のルートは数多いが、少なくとも短期的にはロシア産 取引の抑制が求められ、中東産原油に代替需要が発生することになる。 (マーケットエッジ・小菅 努)
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