プラチナ市況＝プラチナの期先３本が上昇、ＮＹ高を引き継ぐ

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貴金属の相場表（帳入値と前営業日比）
　　　　　　   2025/10          2026/08    ドル建て現物価格 15:45 現在
金　        20,050   -133    20,339  -183　　： 4,080.11   -12.85
銀　         220.0    0.0     220.0 -10.3　　： 4,830.00    +3.00
プラチナ     7,808      0     7,326   +49　　： 1,621.20    +3.60
パラジウム   7,100      0     7,100     0　　： 1,443.77   +26.34
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
　　　　　　15:45 現在　前営業日比　　　　　　　 15:45 現在　 前営業日比
ドル・円相場    152.90   -0.05　　ユーロ・ドル相場　　 1.1629  +0.0019
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【市況】
　プラチナ系貴金属（ＰＧＭ）は、プラチナの期先３本が上昇。ニューヨーク高を受け
て買い優勢で始まったのち、金軟調に上値を抑えられたが、押し目は買われた。午後に
入ると、金軟調やドル高が圧迫要因になったが、円安などを受けて押し目を買われた。
パラジウムの商いは成立しなかった。
　前営業日比は、プラチナ、プラチナミニが１６２円安〜５６円高、プラチナスポット
が４８円安、パラジウムが変わらず。
　推定出来高は、プラチナが６０２３枚、プラチナミニが１９５５枚、プラチナスポッ
トが２６８７枚、パラジウムが０枚。
【プラチナは米利下げ見通しなどが支援】
　プラチナ先限は夜間取引で７３７１円まで上昇した。ニューヨーク高が支援要因にな
った。日中取引では、７２３１円で押し目を買われた。円相場は１ドル＝１５３円台前
半まで円安に振れた。
　９月の米消費者物価指数（ＣＰＩ）が事前予想を下回り、今週の米連邦公開市場委員
会（ＦＯＭＣ）で利下げが見込まれている。一方、ベセント米財務長官は、米中閣僚級
協議で「非常に実質的な枠組み」に到達したと明らかにし、トランプ大統領が警告して
いた中国製品に対する１００％追加関税は回避され、中国のレアアース輸出規制が１年
延期されることになると述べた。米中の貿易摩擦に対する懸念が後退し、金軟調が圧迫
要因になったが、株高が下支えになった。
【ロコ・チューリッヒ（ドル建て相場】
　プラチナのドル建て現物相場は、堅調。朝方の１６０１．００ドルから、金軟調を受
けて１５９３ドル台まで上昇したのち、押し目を買われ、１６１８ドル台まで上昇し
た。午後に入ると、金軟調やドル高が圧迫要因になったが、押し目は買われた。
MINKABU PRESS

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