石油午前=下落、主要産油国の増産見通しが重し

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
【市況】
 国内石油市場は下落。石油輸出国機構(OPEC)プラスの主要8カ国の会合を週末
に控えて、先週の上振れがやや調整されている。主要産油国は日量13万7000バレ
ルのペースで自主減産の解消を続ける見通し。円相場が1ドル=152円前半で円高・
ドル安推移していることも圧迫要因。時間外取引でニューヨーク原油は小動き。
 日中取引開始後、原油の2026年3月限は6万0400円まで下落。ただ、夜間取
引の安値に迫ることなく、下げは一服している。
 午前11時03分現在の前営業日比は、ガソリンが出来ず。灯油が出来ず。原油が
1150〜400円安。
 午前11時03分現在の出来高はガソリンが0枚、灯油が0枚、原油が427枚。
【ルクオイルは国外の資産を売却へ】
 ロシアの石油大手ルクオイルは、ウクライナ戦争を巡る制裁を受けて、ロシア国外の
資産を売却すると発表した。同社は売却対象の資産について明らかにしていないもの
の、ブルガリアやルーマニアに製油所を保有している。
【海外原油夜間取引=小動き】
 ニューヨーク時間外取引で12月限は前日比0.04ドル安の61.27ドルで取引
されている。本日これまでのレンジは61.10〜61.50ドル。
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