●論点解説ゴム、米中関係改善でもボックス相場=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 OSEゴム相場は310円台で再び上げ一服となり、調整売りに上値を抑えられてい
る。10月は二度にわたって310円台定着に失敗しつつある。米中関係の改善期待か
ら投資家のリスク選好性が高まっているが、ゴム相場に関してはボックス相場内での修
正高に留まりそうな状況にある。たしかに米中関係が改善すればゴム需要にはポジティ
ブな影響が想定されるが、減速傾向が強まる中国自動車市場の改善を促すことは困難と
評価されている。供給サイドは年間で生産量がピークを迎える時期であることも、ゴム
相場の上昇余地を限定する。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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