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始 値 高 値 安 値 帳入値 前日比
2025/11 1089.25 1100.00 1085.25 1099.75 + 8.50
2025/ 1 1106.50 1115.75 1101.00 1115.25 + 7.50
2026/ 3 1114.75 1124.25 1109.75 1123.75 + 8.00
単位:枚 推定出来高 前日出来高 前日取組高(前々日比)
先物 未入電 727,267 848,180 (- 15,370)
注:4本値および出来高・取組高は、相場表と異なる場合があります。当該取引所か
ら電子取引を含む相場データの訂正が頻出しています。市況送信の際は細心の注意を払
っていますが、最新データは相場表でご確認ください。推定出来高は米国中部時間午後
4時現在の数値です。
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*米気象庁発表の6−10日予報(11月6日−11月10日)
コーンベルト西部の気温は平年を上回る。雨量は下回る〜上回る
コーンベルト東部の気温は平年を上回る。雨量は平年並み〜上回る。
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大豆は上伸。終値の前営業日比は3.75〜10.25セント高。中心限月の1月限
は7.50セント高の1115.25セント。
30日の米中首脳会談で中国の米国産大豆の輸入再開が合意された強気のインパクト
がこの日も続いた。早速1月積みで4カーゴ、25万トンの米国産大豆が成約されたこ
とが報じられている。
ベッセント米財務長官は30日、中国が米国産大豆を来年1月までに1200万ト
ン、さらに今後3年間は少なくとも年間2500万トンを輸入することで合意したこと
を明らかにしている。なお、2024年の中国の米国産大豆の輸入実績は2400万ト
ン。またこの日11月当限が受渡通知開始日を迎えたが、通知量は677枚だった。
1月限は1106.50セントで取引を開始。この日の安値は1101.00セント
と、11ドル台を割り込むことなく推移した。高値は1115.75セント。帳入れも
1115.25セントとこの日の高値圏だった。
米穀物メジャー系の取引員のリポートによると、早速1月積みで4カーゴ、25万ト
ンの米国産大豆が成約された。国営の中糧集団(COFCO)とみられているが、今の
ところCOFCOはコメントしていない。
*米国産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
コーンベルトでは、週前半の西部に続き東部でも低気圧により散発的な降雨が発生し
た。31日〜1日にかけても局地的な降雨が見込まれる。雨量はおおむね少量となる
が、一部地域では収穫作業が停滞しそうだ。
*米小麦産地の天気概況は以下の通り(民間業者の天気予報を要約)。
プレーンズ北部は11月第1週にかけて複数の弱い低気圧と前線の通過により降雨が
発生するが、雨量はかなり少量になる見込み。、気温は週末から平年を上回る見込み。
プレーンズ中部や南部は、最近のまとまった降雨で干ばつが改善して、冬小麦産地の
土壌水分は良好なものになっている。ただ、11月は再び少雨傾向になる見込み。
米国南部では、ミシシッピ川下流のデルタ地域は今週前半の降雨で干ばつが緩和し
た。ミシシッピ川の水位も上昇している。ただ。11月は再び少雨傾向になる見込み。
大豆製品は、大豆粕が続伸、大豆油は続落。引き続きストラドル商いでまちまちの値
動きとなった。
大豆粕12月限は前日比6.00ドル高の321.60ドル。
今日の材料
・中国、 1月積みで4カーゴ、25万トンの米国産大豆を買い付け。
・コーンベルトでは31日〜1日にかけても局地的な降雨。雨量はおおむね少量だが、
一部地域では収穫作業が停滞する見込み。
・プレーンズでは最近のまとまった降雨で干ばつが改善。冬小麦産地の土壌水分は良好
なものになっている。ただ、11月は再び少雨傾向になる見込み。
MINKABU PRESS
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