●論点解説ゴム、需要不安の上値圧迫が再開か=マーケットエッジ

配信元:MINKABU PRESS
著者:MINKABU PRESS
 OSEゴム相場は310円台前半で上げ一服となっている。米中関係の改善もあって
底固く推移していたが、上海ゴムが高値を維持できなくなり始めている。1万5000
元の節目は維持しているが、10月29日の1万5670元が高値のピークになってお
り、徐々に1万5000元の節目に近づく展開になっている。米中関係が改善しても、
ゴム需要見通しに大きな変化が生じる訳ではなく、改めて上値の重さを確認しつつあ
る。これは、非鉄金属や鉄鉱石などの他の産業用素材にも共通した動きである。改めて
需要不安を織り込む動きが強まるかが焦点になる。
(マーケットエッジ・小菅 努)

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