ゴム市況＝総じて反発、ただし上海安を受け祝日取引の上げ幅を削る

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ＪＰＸゴムの相場表（帳入値と前営業日比）
                　ＲＳＳ３　　　    　          　　  ＴＳＲ２０
 　2025/11 　　   2026/04　      2026/10        2025/12     　  2026/11
　314.3  + 4.0 　312.0  + 1.0 　313.0　 0.0　  260.0   0.0　   260.0  新甫
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 　　　  上海ゴム１月限　　　14,805　 -　245（午後3時45分時点）
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【市況】
　ゴムＲＳＳ３号、総じて反発。序盤は、上海夜間は小幅安となったものの、これに対
する反応は薄く、祝日取引と同値圏で推移した。だが、中盤に入ると、日中取引の上海
ゴムが地合いをさらに緩めたことから、上げ幅を削る展開となり、一部限月はマイナス
サイドに沈んだ。ＴＳＲ２０は出来ず。
　大引けのＲＳＳ３号は前営業日比２．２円安〜４．０円高、活発限月の４月限は同
１．０円高の３１２．０円、期先２６年１０月限は同変わらずの３１３．０円、総出来
高は１０２８枚、ＴＳＲ２０は新甫を除く全限が同変わらず、新甫２６年１１月限は
２６０．０円で発会した。上海天然ゴム先物は、同２３５〜２００ポイント安、総出来
高は５６枚。
【上海ゴムが１万５０００元割れ】
　今日の上海ゴムは続落となっている。中心限月の１月限は、夜間取引では小安く推移
したものの、日中取引に入り、下げ幅を拡大し、終盤には１万４８０５元まで水準を引
き下げた。
　前々営業日、前営業日、支持となっていた１万５０００元をしっかりと割り込んだこ
とで、目先、売りが優勢となりそうだ。まずは、１０月２０日の安値１万４６７５元を
を目指そう。安値更新となれば、節目の１万４５００元や６月３日の安値１万３９９５
元を意識した展開になりそうだ。
【シンガポールゴムと上海ゴム相場】
　シンガポールゴム市場は、ＲＳＳ３号は４月限のみ約定し、５．０セント安。ＴＳＲ
２０は、午前中からて売りが優勢となり、午後は下げ幅を拡大し、４．１〜３．６セン
ト安で推移している。

　上海ゴムは大幅安。中心限月の１月限は、夜間取引では売りがやや先行し、前営業日
比４０元安の１万５０５０元で取引を終えた。日中取引に入ると、ジリジリと水準を引
き下げる展開となり、終盤には一時１万４８０５元まで下落した。

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